*先生とあたしの物語*完



「西山さん、おはよ」


漫画か小説かを読んでた西山さんは顔を上げて
びっくりしたようにあたしを見た



あ、言わなかった方が良かったかな?


でも次の瞬間あたしの不安は
西山さんの笑顔と声で
吹き飛んだ




「速水さん、おはよ。

ごめん、
速水さんに声かけられるなんて
思ってなかったし、
ちょっとびっくりしちゃった

声かけてくれてありがとう」





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