37度の微熱
「もしもし…」


『あ、やっと起きた!
安輝~?俺、今からそっちいくから!』

「は…?俺今起きたから」


『はい?お前、今から準備してたらもう遅刻じゃん!
まぁ、いいや。じゃぁ今から行くから準備しとけよ!』


「あ、ちょっ」

俺が断ろうとしたとき、晋司は一方的に電話を切った。

「まじかよ…」


今日は遅刻しようと思ってたのに…


昨日いろんなことがあったせいか、体が疲れているのが分かる。



とりあえず、俺は学校に行く準備にありついた。

顔を洗って、制服に着替える。

髪をセットし終えたとき、ちょうど晋司が家に来た。


「安輝~!あ、やればできんじゃん」







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