あたし先生が好きです。 ~ノンフィクション~

体育館には2年生が約100名程残って片付けをしていて、
私は友達と椅子を外へ運んだりとバタバタしていた。


すると、隣のクラスの女の子たちが、

「今度来た先生、メ○ちゃんの執事の青○に似てる!!」

と言ってはしゃいでいた。

「ほんまかな~」

「ちょっと見に行こうや!!」

友達の誘いもあって、私は体育館に戻った。

体育館ではすでに何人かの女子がコソコソと話している。

「青○とか、全然似てないし。」

「そうなん?」

「あーちゃんも見てみ。
ほら、あのスーツ着てる人。」

そう言われたあたしは人がたくさんいる中で、背伸びをして友達が指さす方を見た。


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