Everlastingly Love~もう一つの恋物語~





フラフラと足元が覚束ない状態で歩き、何とか私室まで辿り着いたリアナは扉を開けて部屋に入るとその場にしゃがみ込んでしまった。





王族として王女として、女性として床にしゃがみ込むのがはしたないという事は充分理解しているが体が言う事を聞いてくれない。







リックに抱きしめられた部分……ううん体が……全身が心臓になったみたいにドキドキしてる……
私、普通に出来たかな?どこも、おかしい所はなかったかな?






リック、どうして私を抱きしめてくれたの?
あなたにとって私はただ迷惑なだけの存在ではないの?

リックへの愛情を消す事は出来ないと思ったから一方的に告白して、あなたを愛し続けると決めたけど、あなたはいつも私の心を繋ぎ止めてしまうんだね……





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