昔に戻りたい…



ホワイトディーは
楽しみにしてなかった。
だってやれないかもって
言ってたから…
でも内心少しだけ
期待してる自分がいた…
もらえなかったら
ショックが大きいのに…




教室で帰る準備してたら

「芽衣沙~龍王が呼んでる~」
えっ?初めて呼ばれた…
何だろう…
ホワイトディーの事は
すっかり忘れ
呼ばれたうれしさで
ルンルン気分。


『あっ?なにこれ?』

きたとたん渡された
可愛くラッピングされた箱。
あたし誕生ちがうけど…

「お返し…親がやれって…ホワイトディー」

あああああ~さっきまで
考えてたのにもう忘れてた。


『あっありがとう。』

「おぅぢゃあね」

『うん…』



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