ラストイニング・延長戦
「そ、そっち!?」。

目を丸くする谷村。

「キャハハ、なつが壊れた。」。

お腹をかかえる駒野。

それを見て、場違いな意見を強調した事に気付いて、さらに顔を赤らめた奈月は、

「もう、充が悪いんだ…全く…。」。

と、口を尖らし、空を見上げた。


夏季大会の予選を1ヶ月後くらいに控えた日の出来事だった。




番外編【奈月の目標】…終わり
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