ちぇりぃ★〜姉と弟の恋模様〜
「な、姉ちゃんもう帰ってるかな?」


恭平の問に心臓がバクバク鳴り始めた。


オレの想いを読んだかのような間。


で。


しかも今のオレを見られたくないって思い。


恭平って無神経なようで、意外と鋭い…?


「蒼斗くん、この角右でいいの?」


「ハイ…。てか、ホントにウチに行くんですか?」


「言ったでしょ?時間がないのッ!一刻も早くこの書類にハンコ押してもらうのよッ!」


「…はぁー……」


今日、何度目の溜め息をついただろう。


なのに恭平はそんなオレを救おうなんて考えは、カケラもないらしく、


「蒼斗の姉ちゃんだから、当然美人だよなー☆」


なんて、鼻歌を唄っている。


…友達甲斐のないヤツ。


コイツを友達に選んだのは間違いだったのかもしれない。
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