ちぇりぃ★〜姉と弟の恋模様〜
「おっかえりー☆蒼斗!」


…恭平かよ……。


あー…もうッ!!


誰かオレに休息を、癒しをくれッ!!


「なんで恭平が家にいるんだよ…」


「いやー、秋葉の帰りさ、オレ一人暮らしだから晩メシどうしよっかなーなんて話してたら、姉ちゃんが誘ってくれてさぁ☆果夜姉ちゃん特製のカレーライス!仕事してる蒼斗に悪いからさ、待ってたんだ。食おうぜっ」


「蒼斗、お帰りっ!あ、まだアオイちゃんのまんまの格好じゃなーい。あ、そうだ♪一緒に写メ撮ろうよぉ♪」


果夜が恭平にケータイを渡し、オレの腕を組む。


さりげない果夜の仕草とは裏腹に、オレの心臓は跳ねる。


アオイとしてのオレでも。


それでも弟というハードルが少し下がったようで、高揚するこの気持ちは。


やっぱり恋で。


果夜を抱き寄せる手に力がこもってしまうのは、罪だろうか。


───カシャッ


シャッター音と同時に離れた果夜の体温はオレのモノ。


なんて。


やっぱ許されないよ、な。
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