キミに捧ぐⅡ

*side楓




好き…先生…



繰り返される触れるだけの口づけに胸が熱くなる


「悠真さん……」


好き

こんなにも


悠真さんは唇を離して私よりも高い目線に移動すると言った


「楓…………寝よっか……?」




「…うん」


確かにこの温もりがすごく気持ちよくて眠くなる


でも、今さっきキスしていて体が火照ってるから…暑いぐらいで……残念と思う私がいて、ちょっと自分自身びっくりだ




「おやすみ。楓」


い、今の呼び方…めちゃくちゃ色気ムンムン!!


「おやすみ!!悠真さん!!」

やばいってー…寝れないよ~





最初は目がギンギンで全然眠れなかった

でも先生の鼓動を聞いていたらいつのまにかぐっすり熟睡していた


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