白緑蝶"Ice green butterfly
「はい」

女性は、女優のように
綺麗な人だった。

透き通る程

きれいな肌・・・

「女の人だったのね・・・
 ごめんなさい
 お待たせしてしまって
 
 空・・・鍵谷なら部屋に
 いるわよ

 さあ、どうぞ
 上がってください
 
 じゃあ、私はこれで」

そう言って、彼女は
マンションの前に停まった
タクシーに乗車して帰って
行った。

『鍵谷なら部屋に
 いるわよ』

お客様は、鍵谷様

嘘・・・

そんな訳、無いよね?

私は、もう一度
インターフォンを鳴らした。
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