白緑蝶"Ice green butterfly
その言葉に驚いているのは
学生時代、バイト先が同じ
で意気投合した、親友の
咲【サキ】。

「うそ、もう新しい彼氏
 できたの、亭主と別れて
 これで何人目?」

考える、百枝。

「四人目・・・五人目?」

「モモ
 そんなに軽くていいの?」

「いいの、いいの
 男になんか嵌ってる場合
 じゃないもの
 あんた達と違って私には
 愛しの息子、ヤマトが
 いるからね
 
 最高の男に抱かれて
 私は極上の女だって事
 思い出させてもらえれば
 それだけでオッケー」

「そう、かなぁ?」
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