Rose of blood
「あははっ、面白い子!!私はローズ。宜しくね」

『僕はザックです。今後も食事は僕がお持ちしますので宜しくお願いします』



大人しそうでとても優しそうな子。


何も知らずに会ったら、まさかdarkmoonの一員だとは思わないだろうな。


「ここはいつもこんなに静かなの?」

『はい。賑やかなのは宴会をしている時くらいです』

「そうなんだ。ザックはdarkmoonに入って長いの?」

『いえ、僕はまだ30年くらいです』



darkmoonがサルエラを襲った後に組織に入ったんだ。


それじゃあその時の事をザックに聞いても何も知らないか……。






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