海の唄が聴こえる夜〜想いを君に伝えたい〜


「いや、たまたまだよ。真愛ちゃんがいれば、遅かれ早かれ…こんな日は来たよ。真愛ちゃんの心強い一押しでさ。」

「うん、私もそう思うよ。」

仁藤が浩二に続いた。


真愛は、はにかみながら頷いてみせると飛行機を追った。


そして…。


滑走路に出た飛行機は、助走の速度を徐々にあげ、離陸していった。


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