好きになってごめんね……先生。
ハア…。憂鬱。



絶対あの日の話だよね?



何を言われるか心臓がバクバクしてしまってる。



みんなが音楽室から出て行ったあと吉井先生は私のところにきて話しを切り出した。



「この前、化学準備室で見たこと秘密にしてもらえない?健介追いかけて行ったからもう口止めされてるかな?」



「わかりました。誰にも話すつもりはないんで安心してください。」



「ありがとう。健介も私も助かるわ。」
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