1LOVEワガママ漫画家と忠実執事の甘い秘め事
皆吉を呼んで、お茶を淹れてもらった。皆吉はお茶の淹れ方も最高にうまかった。本当に完璧な奴。
「誰? 姉貴の彼氏?」
「違うわ。くそ両親が雇った執事?」
「初めまして、一樹皆吉と申します」
「どうも」
緑茶を飲みながら、聡一の彼女を見た。顔は幼いのに化粧は濃い。似合ってねー。この子もヤンキーか?
「一緒に暮らしてんのか?」
「皆吉は私の隣の家」
「マジで!? じゃあ、二時間部屋貸してくれ」
「はぁ?」
「ラブホ代もったいねーし」