俺様彼氏と清純彼女～夢のおくりもの～

でもそれが、今後の嵐の様な展開に発展するとは、この時私は、正直思わなかったのだが…

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「なんだこれ…」

「プーリア風・菜の花のオレキエッテ…のつもり…」

日曜日、久しぶりに外出しないで尚哉の部屋でお昼にしようと言う事になって、私は、祐二さんに教わったレシピを実践したのだが、見事に玉砕してしまった。

尚哉はちょっと躊躇いがちにフォークを使ってそれを口に運んだ。

う～ん複雑な表情…

「マ、マニアには受けるかも知れないな」

忌憚の無いご感想ありがとうございます。でも、感じは掴めたから、次は失敗しないからねと、尚哉に表情で伝えて見た。

「来週は、俺が作ってやるよ。これでも、飲食店の厨房でバイトしたから、少しは自信有るんだぞ」

「わぁ、それは楽しみ」

そう言えば、尚哉の料理って食べた事無いな。本気で来週が楽しみだ。