俺様彼氏と清純彼女~夢のおくりもの~
「人によるんじゃねえか…」

「尚哉はどうなの、裸より下着姿の子の方が好きな男の子って居るんでしょ?」

「俺は別にどうも思わない」

尚哉はそう言ってコーヒーを一口啜った。

「下着って、お菓子で言えば包み紙みたいなものよね」

「そうか…」

「包み紙集める人だっているでしょう…」

そこまで言った処で、尚哉がゆっくりと立ち上がった。

そして私の横に立ち膝でかがみこむと、いつもの甘いキスをしてくれた。

尚哉の手が頬から首筋、首筋から胸、そして腰まで降りて、きつく私を抱きしめた。
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