俺様彼氏と清純彼女~夢のおくりもの~

◆◇◆◇◆◇

その日、尚哉は学校を休んだ。

体調がすぐれないと言うのが理由だったのだが、昨日の様子からは、そんな事は感じられなかった。

放課後、私は尚哉の部屋を訪ねた。

私は、彼の部屋の前に立ち、インターホンのボタンを押そうとしたその時だった。

部屋のドアが開いて、一人の男が現れた。

30代前半だろうか。すらりと背が高くて眼鏡が似合う、スーツ姿の男。

私は、その男と眼が合った。
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