契約執事~ボクと貴女とキミの契約~天使の花音
お嬢様な日々。
「ん~~。港さん。髪の毛が大変なのですっ」


「…お嬢様…。礼夜(レイヤ)、と名前でお呼びくださいね。」

朝。

あたしの執事の、港 礼夜さんが苦笑してる。


はわわっ


「すっすいません。なんか、慣れなくてっ」


「いえいえ。」


港さん…いえ。


礼夜さんが、その整った顔に笑顔を浮かべる。


「謝らないでください。お嬢様…。まだいらして二日目。慣れなくて当たり前ですよ。」

うう。


礼夜さんて、鏡越しに見ても。

スゴいイケメンさん。
< 1 / 12 >

この作品をシェア

pagetop