flower


さっきまでの恐怖感は消えて安心感が体を包んだ。



私の中に何かが芽生えた瞬間だった。


「もう俺の前から消えないでくれ・・・。
俺がおかしくなりそうだ。」


「どうして…?」


龍矢を見上げるとこっちを見ている目と目があった。


龍矢の熱い視線が私を見る。
目がそらせない。


「はあ・・・。だからお前襲われるんだ。」


ため息をついて首を横に振る姿に聞いてみた。



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