colorful
プロローグ
―眠ろう。

そう思っても、なかなか眠れないのは、
なぜだろう。



暗闇の中、一
人ぼっちで、
寂しくて、
孤独で。


眠れない夜はこれ程にも、
辛いものだろうか。


外には、雨が降っていて、
これが、
私を孤独にさせている張本人なのかもしれない。




でもそんな雨の音を聞いていると、
いつしかあたしは、
眠りの世界に、吸い込まれていった。
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