だぃすき

興味



ザッザッザッ...(歩いてる音)

真菜香
「サッカー部ってどこだっけ?」
結衣菜
「グラウンドじゃない?」
真菜香
「あ~。そっかあ!」

(ふう。まったくドジなんだから。)

え?
ドンッゴンッ

(!?!?!?)

真菜香
「大丈夫~!?」
結衣菜
「え?何があったん?」
真菜香
「あの人がゆいなに
ぶつかって来たんだよ!」

(あの人?)

真菜香が指を
さしている方を見たら

グルグル眼鏡を掛けた
真面目君が倒れていた。

そして、そこらじゅうに
本が散らばっていた。

(なんだこいつ。)

真菜香
「ねえ。ゆいな。
そろそろどいてあげな?」
結衣菜
「へ?」

そういえば
うち、ぶっ飛んだくせに
どこも痛くない。

(もしかして...。)

結衣菜
「す、す、すいません!」
???
「いってー。あ。いいよ。」

なんとうちが
ぶっ飛んだ先に
男の人がいて
うちをかばってくれていたのだ。

結衣菜
「怪我はありませんか?」
???
「うん。大丈夫。」
結衣菜
「すみませんでした。」
???
「だから、大丈夫だって。」
???
「じゃあ俺は部活だから。」
結衣菜
「はい。」

(悪いことしちゃったな。)

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