【短編】猫箱論理



通学手段は自転車なので適当にペダルを漕ぎながら適当に通学するのだ。

しばらくして交差点の信号機が見えた。

いつもならこの辺りで大っ嫌いな親友の浜本梓が知らない国の言語で挨拶してくるのだが今日は見当たらない。

別に寂しいなんて思わない、あんな奴いなくて生成する。

調子の良いときは無駄にハイテンションの馬鹿。
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