あなたの思いは何ですか?
「あーちゃんどうしたの?」

そうきこうとする前に「はい」

という言葉にさえぎられた

そこには髪はショートで

目がクリクリして

可愛い女の子・・・?

の店員さんが注文をきいてきた

さっきの声と似てるからその子だろうな


「あ、えーっと

 コーヒーとホットケーキを一つください」


「かしこまりました」


あれ?


「あーちゃん

 顔真っ赤だよ・・・どうしたの?」


「べ・・・別に!」


その後のあーちゃんは

明らかに不自然だった

ずっとあの可愛い子を見てて・・・


「ねぇどうしたの?」


「な・・・何が・・・・!?」


「あーちゃん・・・

 明らかに挙動不審だよ・・・?」


また赤くなってるし・・・


「あの・・・さっきの女の子の事・・・・?」


「女の子じゃない!」


・・・・?


「じゃぁ男の子?」


そうきくと

あーちゃんは無言で頷いた


「で、その子の事がどうしたの・・・?」


「え・・・?

 そ・・・・その・・・・

 気になるっていうか・・・」


「好きなの・・・?」


そう言うともっともっと顔が赤くなって

でもあーちゃんは


「好きっていうか・・・

 気になるだけで・・・」


うん

それが恋なんじゃないのかな・・・?

何かそんなあーちゃんを見てると

私が何だか嬉しくなって


「あーちゃん

 また来ようね」


そう言うと

あーちゃんは俯きながら


「うん・・・」


と小さな声で返事した


* 



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