隣のナイト幼なじみはヤンキー
「だって、恥ずかしいしっ」


「……恥ずかしがってる花梨が、かわいい」


リキはあたしにギュッと抱きついてくる。


「きゃっ……。リキ、電気消してぇ……」


「……しゃーねぇな」


リキはあたしから離れて、電気を消しに立った。


その時、チラッと窓の外に目をやると……。








……え!?


なんで?


カーテンを閉めてなかった窓に……


人間がはりついていた。


「リ……リキっ。リキ、泥棒っ!?」


「……は?」


リキは眉をしかめて、あたしが指す方を見る。


そして、そこに人の影を確認すると、瞬時に走って窓の外にいる人を捕まえた。


「てめぇっ、覗いてんじゃねーよ!!」


ビシッと放つリキの声に、ビクッとなるあたしの肩。


今の……


全部、覗かれてた……の?




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