隣のナイト幼なじみはヤンキー
「そのナイフやるから、ヤバくなったら使っていいぜ。コイツらは、素手でやる」


なっ……一体何を始めようとしてるの!?


それに、桜太が凶器を使うわけない!


「やめてっ!」


あたしが桜太の前に立ちふさがると、男たちが不気味な笑顔で笑っていた。


……何?


「女に守られて、兄ちゃんも情けねぇな。でもなぁ、これがオレらのルールだから。

やってもらわなきゃなんねぇの。今からオレら5人を相手にして、勝ったら仲間に入れてやる」


仲間っ!?入りたくナイしっ!


案の定、桜太もすぐに反論した。


「誰がお前らなんかのグループに入るかよ!冗談じゃねぇっ」


「ルールなんだよ。その代わり……負けたら、地獄行きだ」


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