guard
「ふっ…。お前は林…歩夢…。こいつの護衛か」


「銃を降ろせ!」


 俺は叫んだ。


 彼女が撃たれてしまう。


 チャキッと俺はとっさに銃を構えた。


「降ろせ!降ろさないと撃つぞ!」


 そう言って俺は男に襲いかかった。


 そして銃を奪う。


 すると騒ぎを聞きつけた俺の片腕って言っても役立たずな空人が来た。


「空人っ!」


「歩夢!」


 俺は襟沢さんを庇い空人に託した。


「空人!彼女をどこかの部屋へ…」


「だめだっ!どの部屋にも刺客がいる!どこかに逃げなければ!」
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