満員電車の君
突然、後ろを振り返り、



「明日も、また、同じ電車で会いましょう〜!」  


と、右手を挙げながら、私に言ってくれた。 



あの人が…… 


いつも見ていたあの人が…… 


今、


私に、言ってくれた――…。 






< 19 / 50 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop