満員電車の君
今度は、思い切って、彼の方に、顔を向けた――。



「香織ちゃん、驚かせちゃってごめんね。こんなタイミングで言うつもりじゃなかったんだけどさ……」 


彼が何を言いたいのか、さっぱり分からない。 



訝しげに、彼の顔を見つめると… 



「やっぱ、香織ちゃんは、可愛いや!俺の目に狂いはなし!」



「…………」




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