お隣りさんlover

大人の境界線



冷たいフローリングの感覚で目が覚めた


昨日エッチした
リビングのソファとテーブルの間で




渓ちゃんはまだ寝てる




「ありがとう…渓ちゃん」





私は小さく呟いた



まだ下腹部に鈍い痛みが残ってる

昨日の事が嘘じゃないことを証明するかのように、







「…うわっ!

渓ちゃん渓ちゃんっ」

「ん-…?」




起き上がった時
私が居た場所には
血が付いていた

何か雑誌で読んだ事ある…
初めてエッチすると出血する場合があるとかいう……



それだよね・・?





私はなかなか起きない渓ちゃんを必死で起こした




「どうしよう、これ…」

「あ-…奏初めてだったからな~

まぁフローリングだし、拭けば大丈夫だって………」



そう言ってまた眠りにつく

渓ちゃんの朝が弱いのは一向に直る気配がしない






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