お隣りさんlover


「お待たせしました」



コーヒー豆を補充してから

私は渓ちゃん達の席に注文の品を運んだ




「ねぇ、ちゃんと避妊はしたんでしょうねっ?」

「あたし?あたしは学校の屋上がしょっちゅうかな、だって人来ないんだもん」

「瀬崎あんた先にイッちゃ駄目だって!女の子可哀相じゃんっ」





思わず落としそうになった

真っ昼間から何て言う話をしているのこの人達は…



彩美さんはノートは開いてるけどまだ真っ白の状態だった





彩美さんの発言が頭に残る
すっごい恥ずかしくなって来た
よくこんな話…出来るよね



白昼堂々と



「しっ失礼します…」




「奏ちゃん照れちゃった
聞こえてたのかな?」

「照れてたって言うより…引いてたぞ?」

「うるさい童貞」

「だからぁっ!」




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