君のいない教室
「本当にそうなの?」

「そうっつってんだろ」

「じゃあ、本当に好きじゃないって今みら先輩に言える…?」

「は…?」


心臓が飛び出るかと思った。

久保田の後ろには、みら先輩がいた。


「みら先輩、先輩は彼氏がいるんですよね。大蔵の事は、もう好きじゃないんですか?」

「…うん。」

「じゃあ、嫌いって言って下さい。」

「…わ、私っ彼氏いるし。ほら、これが私の彼氏っ!」


その横には、みら先輩より少し背の高い男がいた。


「そうなんスか、お幸せに!」


俺は、その場から立ち去った。


「…待って!」


その後ろを、久保田に手をひかれたみら先輩がいた。


「2人とも、素直になんなよ!!」


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