恋夢 ~叶わない恋物語~
一章

恋夢

     ねぇ…あなたは、あたしと出会った日を覚えてる?
    
     あたしは、あの日の空を今でも忘れない…

     雲一つないきれいな空だったから…

     あなたに出会えた日だったから…

     あたしは今でも、時々あの日の事を想い出すの。

     あの日2人が出会った事は、運命だった?

     少しは、意味があったのかな…?

     今日も、この広くて、青い空を見上げ、あたしは想うの。

     そぅ…あの日と同じ言葉を、ささやきながら…

     
     あたしは、叶わない夢を、今でも見続けてる。

     あたしが願う、ただ一つだけの、小さな夢を…
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