【短編】年上の幼なじみとの関係
なんの会話だったかな?


あれは、私が、中2の頃だ。


渉くんに告白されたら、相談してたんだ。


初恋もまだな恋をしたことのない私にとって、簡単に断ることはできなかった。


だから、渉くんは、私よりも5歳上だから。


それなりに経験豊富だと思ったから。


男兄弟がいない私に一番近い男だと思う。


だから。


でも、間違いだったんだ。


『そいつとは、キスできるか?
エッチできるか?』



中2の私には、まだ早いと思われるピンクい話。


けど、私は真剣に考えた。


その結果があれだ。



『変な男とヤるくらいなら、渉くんがいい。』


『当たり前だろ。』


そう言って、待ってましたの如くにさらっとキス。


最初は、なにをされたかわからなかった。


初めてだから。


けど、やっぱり渉くんだから、嫌悪感はなかった。


それは、幼なじみの延長にしか私は考えれなかった。
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