いつか、伝えて
教室へ戻る途中、



ナッチャンに会った。



「レン、久しぶり。何組だった?」



「4組。キョウヘイと一緒。」



そっか、ナッチャンはそう言い、


「中庭行こうよ。」


また、静かにそう言った。


ナッチャンの後に着いて


歩く。


あんなに明るいナッチャンが


一言も喋らなかった。




中庭につき、ベンチに座る。



雲一つない、綺麗な空だった。



ベンチの上に立っている木の葉が


風に揺られて、さわさわと


心地よさそうだった。



少しの時間がたち、


ナッチャンが口を開く。



衝撃的な事実で


受け入れられなかった。
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