信じる気持ち ~strange animal~【完】











「え…!?」

《ほら、否定出来ない》

「…っ!!」

《桜梨は、あたしにものを頼んだ時点であたしを信じてるんだよ》

「でも《“でも、そのくらい”でしょ?でもね、“そのくらい”じゃないんだよ。あれは、凄く重大なことだった筈だ。桜梨の命がかかっているかもしれなかったのだから》


そう…





あたしはちょっと花鈴の存在を認めてる。








ちょっと信じ始めてる。












< 27 / 50 >

この作品をシェア

pagetop