最強の女総長


本当はファミレスとかで働きたかったけど、蓮次から猛反対された。


まぁ……でも楽しいからいいけど。



仕事が終わり、買い物をして帰る。



「ただいま〜」


「おかえり」



家に入ったらすぐ抱きしめられ、触れるだけのキスをする。


大学を卒業後、あたしたちは同居した。

それまであたしは兄貴たちと住んでた。


行くときと帰ってきたときのキスは、絶対と蓮次が決めた。




「今日の飯、何?」


荷物を持ってリビングまで持っていってくれる。



いつもあたしが帰ってくるのが遅く、蓮次が遅いときはほとんどない。


聞いてみたら“家で愛理を1人にして寂しい思いをさせたくないから”だって。



愛されてるって感じがして嬉しい。





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