Love Box:)







***



『…も、しもし』


声が、震えた。




「…クス。もしもし」


クスリ、歯の隙間からそんな笑みを零して、携帯電話の向こうから聴こえた声は少しも震えていなくて。


熱くなる私の体温と

その大人な冷静さに

堪らなく温度差を感じて



―――少しからかわれたような気分になったの










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