じゃあさ、俺が教えてやるよ。
「起きたか?」
「…はい。」
重たそうに下着を付けている。
そんな高梨が柚を見ているように思えて、後ろから抱き締めた。
「高倉さん?」
「…まだ足りない。高梨」
「あ……っ」
付けたばかりの下着の間に、すっと指を忍ばせる。
その度に、甘い声が零れた。
「高倉さん…っ。…結衣です。結衣って呼んでください」
「…結衣」
「南さんて呼んでもいいですか?」
「ああ。いいよ」
その後、高梨は俺の名前を呼び続けそのまま果てた。
