木の葉流星群
着いたのは喫茶店。

「ねぇ何で?」
「うるせーな。」

圭太はコーヒーを飲みながら言う。

「あっ!!圭太!!」

するとスーツを着た男の人が海里たちの席へ寄ってくる。

「久しぶりだな龍。」
「よっ。」

海里はじっと男の方を見る。

「海里挨拶は?」
「え?あ、井辻海里です。中学3年生です。」
「ハハハ初めまして海里ちゃん。
 俺木葉龍之介。よろしくな!圭太の幼馴染なんだ!」

龍之介のポケットからひらりと何かが落ちる。

「あ、落としましたよ。」
「あ、ゴメン。」

そこには…

「…写真?」
「あぁ。ま…そういう事にしといて。」

龍之介はハハハっと笑った。
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