幼なじみ
修学旅行(初日)


「みなみー起きなさい、もう朝よ?」
お母さんの声で目が覚める
「んーわかったー」

目をこすりながらも
階段を下りていく

「今回は、沖縄?」
「うん、そーだよ、めちゃくちゃ楽しみ!!」
「いいわねー修学旅行、私なんか、もう何年前かしら・・・」

たしかに。お母さんたちには
懐かしいのか・・・
私たちは、楽しみ

「あ!ヤバ、もういかなきゃ!!」
「みなみ!これ、忘れ物」
「あー!ありがとう。それじゃいってきます」

いきおいよく
玄関の扉をあけるとそこには・・・

「悠斗?ここで何してんの??」
「あ・・・やっときた、お前遅すぎ、早く行くぞ」
あれ??待っててくれたの?
いつから待ってたんだろ・・・

「お前、ちゃんと準備したか?」
「あのね・・・私があなたの準備もして、自分の準備忘れるわけがないじゃない!」
「ハハハ・・・まあ、そうだな」

笑い事じゃないよ・・・
昨日眠くて眠くて・・・どんなにつらかったか・・・

「あ!みなみー!!おはよーあ、悠斗君おはよー」
「おはよー千佳」
「おはよー」

「あれ?真崎は??」
「あーまだ来てない・・・」

5分後
『それでは、荷物をバスに乗せます、順番にお願いします』

ヤバ・・・まだ真崎来てないのに・・・
バス出発しちゃうよ

「あー待ってください!!」
『遅いぞ!真崎!何分遅刻だ』
「すいません・・・」
「おーい真崎ーこっちー」

「みんなゴメンな・・・寝坊しちゃって・・・一番迷惑かけた・・・」
「そんなことないよ!でも、真崎が休んだら千佳寂しいよね?」
「バカ!大きな声でいわないでよ!!」

バスは空港まで向かい
空港に着いたら
飛行機に乗り沖縄まで向かう

「わあー広い・・・はじめて乗るよ・・・飛行機」
「私も・・・」
「俺も」
「あれ?みんな乗ったことないの??」

真崎が不思議そうな顔でみてる
「え?真崎乗ったことあるの??」
「まあね。一回沖縄きたことあるからさ」

「へーあ!!離陸したよ!!」
みんなの興奮が一気にマックスになった
これからどんな楽しいことまってるかな・・・?

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