僕らの瞳にうつる世界。


ドクン ドクン ドクン。


あたし 知ってる。

この、胸の苦しさと痛みを。



……あっくん。


どうしよう。
あっくんを想っていた時と同じ気持ちだ…。



先輩が好きなんだ、あたし。


……あっくん、助けて。



あたしは胸元のネックレスを力いっぱい握りしめた。





























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