こっくりさん
もう一つの物語


「へぇーこっくりさんって言うんだ…

なんかおもしろそう。
麻衣ちゃん喜ぶかなぁ」


わたしは白井と言う。


そこらへんにたくさんいる女子高生ですね。



でもほかの人よりちょっとだけ頭がいいというか…
頭の回転がはやいというか…

まぁちょっとだけ。



わたしには親友がいる。


きっかけは些細なことだったけど、大切な、大切な。



「麻衣ちゃん〜!」


「ぁ、優里。

ってちょっとどこ触ってんの!」


「ごめん、テガスベッタ」


< 183 / 200 >

この作品をシェア

pagetop