こっくりさん

やはり次の日になっても優里の姿はなかった。



さすがにもう3日目だ。


今日の帰りにでもお見舞いにいってみよう。









休み時間、ある話が耳に留まった。


「こっくりさんってしってる?」


「ぇ、なにそれ?」


「一昔前に流行ったみたいなんだけどさぁ、なんか霊を呼んで占ってもらうみたいだよ」



「ぇー嘘でしょ〜

あたし霊とか信じないし。
てかなんでそんな話するの?」



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