君に触れたくて…







どうして?
ねぇ…なんでいるの?




「お前のバカでかい声が、
聞こえたと思ったら…」



「………」



「ごめん」




理音はあたしをぎゅっと抱き締めた。



「守ってやれなかった」



ドキドキ…
あたしの心臓、うるさいよ…。






< 21 / 343 >

この作品をシェア

pagetop