£神様からの贈り物£(完)
別れ




「君のいた日本…?ってどんなところなの??」



「うーん、私のいた日本も戦争がない平和な所だよ。


科学が発達して、楽に過ごせるような世界。でも、楽になりすぎてるかな…」





そう、
凄く便利な世界。



でも、空気が汚れていて見上げる空は狭く、星が見えない世界だった。




ただ、此処と繋がってるあの場所だけは、草木が風に靡き小川が流れて、夜には空に沢山の星が見ることが出来た。





「ここでも…
夜には沢山の星が見られるの?」




何となく、そんな事を聞いてみた。





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