あの日の朱雀

第7話 『お姉さん』





「んー…」




前とは違って、見覚えのある天井。



あの時と同じ風景。




「いたた…」




頭にまだ激痛が走る。



また、迷惑かけちゃったのかな。



頭に巻かれた包帯をさすりながら思った。





ガチャ













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