先生と教官室

苦手な雷







―――――――――――――……






あれから一週間、学校でも部活でも先生とは話してもいないし、目も合わせていない。






とゆうより、私が一方的に避けてしまっている。






「せんせ…。」







でも、気がつくと無意識に先生を目で追ってしまう自分がいる。







今更になって、どう話したらいいかが解らなくなってしまった。






自分から避けた癖に、今になって話しかけるのは違う気がして…。






周りの人からみたら、私は逃げているだけなのかな。







「寂しい……。」






相変わらず、家には私しかいない生活。






誰の温もりも感じる事がない1人ぼっちの毎日。






先生、やっぱりあの時ちゃんと話しを聞くべきだったね。







ちゃんと、先生を信じるべきだった。







ばかで、ごめんね。







< 142 / 391 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop