君を守りたい


頭の中が真っ白になった。
とにかくここから逃げなきゃ…

ガタッー

えっ?

『優安…』

『聖斗…あっごめんね?
邪魔しちゃったみたいだね。
あ、あたし先に帰るね』

ぽとっぽとっ…ぽとっ

『優安泣いてんぢゃん。どうしたんだよ?』

聖斗の事待ってたんだよ?
あたしずっと待ってたんだよ?

『ずっと待ってたの…ごめんね?』

『ちょっ…おい!!』

気がつくと家の近くまで走ってた

はぁはぁ…はぁ

『聖斗のばかぁぁあぁ〜』

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