リフレイン〜3rd Season〜

議事堂内に入ると、なぜか人がいなかった。




警備の人達も。




……おかしい。




なんで誰もいないの…?




朱里の方をチラッと見ると、あたしと同じことを思ってるみたいだ。




階段を上がり、二階に来た。




相変わらず警備員はいない。




あたしは何故か、酷く危険を感じた。




……どうしよう。




あ、健太。




健太に無線しよう!




あたしは無線機のスイッチに手を伸ばした。




――その時。




< 112 / 384 >

この作品をシェア

pagetop